リハビリテーション科

はじめに

 リハビリテーション科は、回復期リハビリテーション病棟、一般病棟(外科・脳神経外科・整形外科・内科・小児科)に入院中の患者さんに対し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が主治医の処方に基づきリハビリテーションを行っています。外来では循環器内科・整形外科を主として、退院後のフォローとして自立生活・自己管理を目指したリハビリテーションを提供しています。
 急性期での早期リハビリテーション、急性期病棟から回復期リハビリテーション病棟へのスムーズな連携、回復期リハビリテーション病棟での充実したリハビリテーションの提供を、医師・病棟スタッフ・MSW・事務職と協働で行っています。

 また、当センターは埼玉県より地域リハビリテーション支援体制整備事業における「地域リハビリテーションケアサポートセンター」に指定されています。詳しくは地域リハビリテーションのページをご覧ください

「地域リハビリテーション」はこちら

 

施設基準

  回復期リハビリテーション料Ⅰ
  脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ
  運動器リハビリテーション料Ⅰ
  心大血管リハビリテーション料Ⅰ
  呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
  がんリハビリテーション料

常勤セラピスト数(平成29年4月現在)

  理学療法士 25名
  作業療法士 15名
  言語聴覚士 7名

 

リハビリテーション科の特徴

早期から積極的に下肢装具を使用した歩行練習を通じて、歩行の自立を目指しています。

いろいろな設備で機能回復、日常生活動作の自立を目指しています。


 

心臓リハ室

 

★退院前訪問、外出練習を行い、生活支援を目指します。

 

 

★食事・栄養の支援を多職種で行います。

 言語聴覚士が、管理栄養士、病棟看護師、医師と連携して適切な食事、栄養方法を検討しています。

 

 

★リハビリテーション中の安全管理の向上を目指しています。

 4階南病棟、4階北病棟では、マルチスレーブモニターを使用することで運動中の心電図、心拍数、呼吸数、経皮的酸素飽和度をモニタリングしながらリハビリテーションが可能となりました。また、ICLS、ISLSのコースに参加して、急変時の対応ができるよう努力しています。

   

 

★チーム医療の実践
 下記病棟にて多職種カンファレンスを毎週実施しています。

 5階南病棟(回復期リハビリテーション)

 5階北病棟(主に急性期脳卒中)

 4階南病棟(主に循環器疾患)

 4階北病棟(主に呼吸器疾患・消化器疾患・血液疾患)

 3階南病棟(主に運動器疾患)

 2階南病棟(主に腹部外科)

 心臓リハビリテーションカンファレンス



★医療の質・安全の向上
  下記の院内チームへリハ専門職を配置して医療の質と安全の向上を目指しています。

 NST(Nutrition Support Team) 言語聴覚士1、理学療法士1

 褥瘡対策チーム 理学療法士1

 MACT(モニターアラームコントロールチーム) 理学療法士1

 転倒・転落予防ワーキング・グループ 作業療法士1

 

   また病院災害訓練コース(DisasterABC)に参加して災害対応についても学んでいます。

★教育・スキルアップ
 <新人研修>

 1週目 : 総務課、看護部共同。

 2週目 : リハビリテーション科内(全チームの見学)。
 3週目 : チーム毎に配属、OJT(On the Job Training)。

 

 <チームローテーション制>

 原則として、半年から1年間を目途に、3年間でチームローテーションを行います。

 理学療法士 : 回復期リハチーム、急性期脳卒中チーム、運動器チーム、内部障害チーム

 作業療法士・言語聴覚士 : 回復期リハチーム、一般病棟チーム

 

 <症例検討会>

 1年目、3年目終了時の2回を必須としています。

 <臨床実習施設>(平成27年度実績)

 埼玉県立大学、埼玉医科大学、文京学院大学、目白大学、人間総合科学大学、国立障害者リハビリテーション学院、埼玉医療福祉専門学校

 <認定資格等>

 回復期セラピストマネージャー         2名

 介護支援専門員                2名

 NST専門療法士                1名

 専門理学療法士(内部障害)                            1名

 認定理学療法士(循環・呼吸・代謝)                1名

 認定理学療法士(脳卒中)                                2名

 認定理学療法士(地域理学療法)                       1名

 心臓リハビリテーション指導士         4名

 3学会合同呼吸療法認定士           5名

 日本糖尿病療養指導士             3名

 呼吸ケア指導士                1名

 認知症リハビリテーション上級コース修了    2名

 認知症リハビリテーション初級コース修了    

 ICLSコース修了者               5名

 ISLSコース修了者               7名

 Disaster ABC病院災害訓練コース修了者     6名

 日本理学療法士協会新人教育プログラム修了者 

回復期リハビリテーション病棟について

当センターでは5階南病棟の47床を回復期リハビリテーション病棟としています。

日曜・祝日に関わらず365日、おひとりにつき平均して1日あたり2~3時間のリハビリテーションを実施しています。

外泊や退院前には患者さん・ご家族様と一緒に担当者がご自宅へ伺い、介助方法の練習や手すりの位置などを提案させていただいています。また退院に際し介護保険をご利用される方へは、ケアマネジャーとの話し合いも設け、安心してご自宅へ退院できるように取り組んでいます。

5階南病棟のページはこちら

回復期リハビリテーション病棟の適応疾患と入院期間

 回復期リハビリテーション病棟に入院するには、以下のような疾患、入院期間等の適応条件があります。

1)脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態

発症から入院まで2ヶ月以内
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
(発症から入院まで2ヶ月以内

2)大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態
(発症から入院まで2ヶ月以内

3)外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態
(発症から入院まで2ヶ月以内

4)大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態
(発症から入院まで1ヶ月以内

5) 股関節又は膝関節の置換術後の状態
(発症から入院まで1ヶ月以内


詳しくは、回復期リハビリテーション病院協会のホームページが参考になります。
http://www.rehabili.jp/

地域リハビリテーション支援体制について