平成28年度 さいたま市民医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1207 208 137 146 319 442 1012 1489 1078 366
【定義】
 対象症例は、急性期一般病棟で医療保険だけを利用された入院症例。24時間以内死亡患者は対象外とし、10歳区切りにて患者層を表示。

【解説】
 対象症例での退院患者数は、6,404名でした。患者層の多い順に70歳代、10歳未満と80歳代、60歳代と続きました。高齢患者と小児患者が多い要因としては、地域の高齢化がすすんでいることと、当院が二次救急医療に力を注いでいることが反映されたと考えられます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 143 3.53 3.06 2.80 69.42
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈ステント術 手術・処置等1 1あり、手術・処置等2なし、定義副傷病なし 135 4.99 4.71 0.00 70.98
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし 113 17.12 21.25 9.73 83.37
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 99 17.44 17.95 9.09 82.82
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 60 13.55 12.43 3.33 79.85
 内科は、虚血性心疾患の検査・治療が上位に、高齢者に多い誤嚥性肺炎、うっ血性心不全、尿路感染症と続きました。心臓カテーテル検査・治療で入院される症例が多いのは、地域の先生方と連携をしながら治療や検査が必要なときにご紹介いただいていることが反映していると考えられます。誤嚥性肺炎、うっ血性心不全、尿路感染症は、患者様の既往・病状を考慮し全身管理をしながら治療していきます。当科は、多くの専門医が在籍し「救急総合診療と専門内科の融合」の理念に基づき、内科全領域を診療できる体制をとっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし 125 6.82 6.02 1.60 1.31
0400801199x00x 肺炎等 1歳以上15歳未満 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 118 6.49 5.79 0.85 4.65
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 98 7.30 6.42 0.00 3.82
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 95 6.46 6.09 1.05 1.62
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 86 5.24 5.50 0.00 3.73
 小児科は、急性気管支炎治療が1位となり、2位細菌性肺炎、3位喘息、4位ウイルス性肺炎、5位ウイルス性腸炎と続きました。当科は開院時よりさいたま市小児二次救急医療を担っており、急性期疾患の症例が多くなっています。しかしながら近年は、食物アレルギーなどの各種専門外来からの検査入院も多数行っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆のう炎 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 73 8.97 7.61 0.00 59.10
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 59 7.00 5.60 0.00 34.15
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 43 8.28 5.29 0.00 71.05
060160x002xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 36 7.56 4.97 0.00 71.53
060040xx99x70x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-7あり 副傷病なし 29 2.93 4.98 0.00 69.52
 外科は、腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った胆のう炎が1位であり、腹腔鏡下虫垂切除手術等を行った虫垂炎が2位、鼠経ヘルニアで開腹術を行った症例が3位、腹腔鏡下手術を行った症例が4位、直腸癌の化学療法を行った症例が5位となりました。緊急手術患者の受け入れを積極的に行っているため、患者数に反映したと考えられます。また、がん治療でも認定看護師と連携をとり、より良い抗がん剤治療の実践に取り組んでいます。
乳腺・内分泌外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術あり 乳腺悪性腫瘍手術(腋窩部郭清を伴わないもの)等、手術・処置等2なし 35 12.20 10.30 0.00 65.23
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術あり 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)、手術・処置等2なし 26 7.04 6.59 0.00 58.46
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術あり 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの)等、手術・処置等2なし 18 15.39 11.57 5.56 60.56
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 4.10
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 9.27
 乳腺・内分泌外科では、乳癌治療のための入院が多く、患者さんそれぞれの病状に合わせた治療をしております。当科は地域との連携も強く、手術目的でご紹介され、当院退院後は引き続き地域の先生の元で治療を継続される症例が数多くあります。なお、患者数が10件未満の場合は集計条件により非表示にしております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 手術あり 骨折観血的手術(大腿)等 54 32.57 27.63 5.56 83.85
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等もを含む) 手術あり腱縫合術等 43 4.33 11.91 0.00 53.33
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 41 37.29 24.42 0.00 64.68
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 21 34.95 26.26 0.00 74.67
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 15 6.67 5.49 0.00 51.27
 整形外科は、股関節大腿近位骨折で手術を行った症例が1位、膝関節半月板損傷で手術を行った症例が2位、人工関節置換術を行った変形性股関節症が3位、人工関節置換術を行った変形性膝関節症が4位、手術を行った前腕の骨折が5位となりました。療法士とも連携し、術前術後のリハビリテーションを早期に導入し、ADL早期回復にも力を注いでいます。また地域医療に貢献すべく、年間を通じ日曜・祝日に整形外科医が対応できる体制をとっております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 手術あり慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等、手術・処置等2なし、定義副傷病なし 18 14.50 11.83 0.00 74.00
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外) JCS10未満、手術なし、手術・処置等2なし、定義副傷病なし 14 26.14 19.35 0.00 65.00
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 7.52
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 7.12
160100xx99x01x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病あり 22.08
 脳神経外科は、慢性硬膜下血腫の手術を行った症例が1位、脳出血の保存的治療を行った症例が2位、急性硬膜下血腫、てんかん、頭部外傷と続きました。当科は、脳血管障害や頭部外傷の救急診療に力を入れております。慢性硬膜下血腫は、近隣の先生方より多数ご紹介頂き治療を行っております。今回、患者数が10件未満の場合は集計条件により非表示にしております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし、手術・処置等1あり 45 3.69 2.68 0.00 69.67
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 手術あり経尿道的尿路結石除去術、手術・処置等1なし、定義副傷病なし 44 7.30 5.83 0.00 65.23
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 手術あり膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術、手術・処置等1なし、手術・処置等2なし 23 7.39 7.44 0.00 73.09
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 副傷病なし 12 6.67 7.08 0.00 69.75
110200xx04xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的レーザー前立腺切除術 10 8.20 7.78 0.00 72.30
 泌尿器科では、前立腺癌の精密検査目的入院が1位、尿路結石で手術を行った症例が2位、膀胱癌で手術を行った症例が3位、尿管結石症や結石性腎盂腎炎が4位、レーザーによる手術を行った前立腺肥大症が5位となりました。当科は、泌尿器科疾患全般に対する診療を行っております。がん治療においては、多岐にわたる治療方法の選択肢を維持すべく近隣の病院・医院との連携を強化し、より効率的に治療に取り組んでいます。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 40 6.68 5.50 0.00 34.28
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 30 7.43 7.47 0.00 53.97
030428xxxxxxxx 突発性難聴 19 8.11 9.37 0.00 62.63
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 18 11.22 8.77 0.00 25.33
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 14 5.64 5.24 0.00 66.71
 耳鼻咽頭科では、急性扁桃炎の薬物加療症例が1位、慢性副鼻腔炎で手術を行った症例が2位、突発性難聴の薬物加療症例が3位となり、手術を行った扁桃炎が4位、末梢性めまい症などのめまいに関する入院症例が5位と続きました。当科は、地域の先生方よりご紹介いただく症例が多く迅速な診療を心がけています。2位の慢性副鼻腔炎は、鼻内内視鏡手術目的での入院加療となっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 64 12 23 1 7
大腸癌 33 18 21 61 19 77 1 7
乳癌 38 27 10 1 7
肺癌 10 30 17 20 1 7
肝癌 11 10 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
 5大癌について、初発患者はUICC(国際対がん連合)のTNMから示される病期分類により患者数を、再発患者(再発部位によらない)は期間内の患者数を表示。患者数が10件未満の場合は、集計条件により非表示。

【解説】
 5大癌とは、発症症例が多い『大腸癌、胃癌、肺癌、乳癌、肝癌』のことをいいます。癌が初発の場合に『StageⅠ~Ⅳ』別に集計しております。Stage0は集計しておりません。なお、Stageが確定できない場合は『不明』、再発(再発部位によらない)は、『再発』に集計しております。胃癌、乳癌、肝癌は、StageⅠが一番多く早期治療の症例が多いことがわかります。当院は、埼玉県指定の『がん診療指定病院』であり、患者さんにとってより良いがん治療が提供できるよう積極的に取り組んでおります。 
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 29 8.86 49.14
中等症 112 13.41 80.22
重症 36 18.31 84.39
超重症 24 17.71 86.71
不明
【定義】
 20歳以上の市中肺炎において、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を表示。患者数が10件未満の場合は、集計条件により非表示。
<AーDROPスコア>
Age(年齢)      男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水)  BUN21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸)  SpO2<=90%(Pao2 60Torr以下)
Orientation(意識障害)  意識障害あり
Pressure(収縮期血圧)  収縮期血圧90mmHg以下

    ※5点満点で、1項目該当で1点、2項目該当で2点。
   軽症:0点の場合。
   中等症:1~2点の場合。
   重症:3点の場合。ただし、意識障害(ショック)であれば1点でも重症とする。
   超重症:4~5点 の場合。
       不明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。

【解説】
 市中肺炎とは、普通の社会生活の中でかかる肺炎をいいます。この指標ではウイルス性の肺炎や誤嚥性肺炎は対象外です。当院の患者層をみると、中等症の方が多く平均年齢も80歳を超えています。平均在院日数も中等症以上の場合は、2週間から3週間入院する可能性が高いことがわかります。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 14 5.14 73.36 0.00
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 -
I63$ 脳梗塞 3日以内 125 42.02 75.05 3.48
その他 47 75.57 72.89 1.16
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他 25 7.52 71.48 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> -
I679 脳血管疾患,詳細不明 -
【定義】
 脳梗塞の患者を病型別の患者数、平均在院日数、転院率、平均年齢を発症日から『3日以内』の症例か、『その他』かを区別して表示。患者数が10件未満の場合は、集計条件により非表示。
【解説】  
 ICD10とは、WHOが定める疾病分類コードです。当院では、発症4.5時間以内の適用症例にrt-PA(アルプテラーゼ)静注療法や8時間以内の症例には積極的に血管内治療を行い、また積極的に早期リハビリテーションを開始しています。急性期病棟からリハビリテーションに専念できる併設の回復期病棟へシームレスに移行し効率的な治療を行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 139 2.61 3.77 0.72 72.19
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2㎝未満) 53 0.89 1.64 0.00 64.42
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 42 1.38 5.52 0.00 73.88
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 41 0.00 14.95 0.00 67.02
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 39 1.21 4.36 0.00 66.26
 内科は、狭心症に対して行われる経皮的冠動脈ステント留置術が1位でした。続いて、結腸ポリープや早期結腸癌に行う内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術が2位、早期の胃癌・十二指腸癌に対して行う早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術が3位でした。これらの手術は、治療が遅ければ外科的手術をしなくてはならない術式です。当科が早期治療に積極的に取り組んでいることが反映されていると考えます。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) 12 0.00 2.67 8.33 1.17
K300 鼓膜切開術 10 4.60 2.30 0.00 0.80
K6261 リンパ節摘出術(長径3㎝未満)
 小児科は、腸の一部が重なり合ってしまう腸重積症の治療で行われる整復術(圧をかけて浣腸で治療)が1位、急性中耳炎で鼓膜にたまった滲出液を出す鼓膜切開術が2位となりました。鼓膜切開術は耳鼻咽喉科と連携し、術後の全身管理を小児科が担っています。なお、患者数が10件未満の場合は集計条件により非表示にしております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 85 1.94 7.14 0.00 59.82
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 51 0.49 5.47 0.00 33.55
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 43 1.65 5.63 0.00 71.05
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 36 1.53 5.03 0.00 71.50
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 28 6.32 24.75 3.57 69.75
 外科は、腹腔鏡下胆嚢摘出術が1位、腹腔鏡下虫垂切除術が2位となりました。ヘルニア手術についても開腹手術だけで無く、腹腔鏡下手術も積極的に行っております。腹腔鏡下手術は開腹手術と比べると、手術痕が小さく、入院期間も短縮されますので、患者さんにメリットの高い治療となります。5位の結腸切除術は結腸癌治療のために実施する事が多い術式となります。
乳腺・内分泌外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない) 35 1.37 9.83 0.00 65.23
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 27 1.44 4.56 0.00 58.67
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除併施しない) 13 1.46 13.00 7.69 62.92
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(内視鏡下によるものを含む)
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5㎝以上)
 乳腺・内分泌外科では、乳腺手術を89件実施し、甲状腺手術等も行っています。乳癌の患者が多く、1位から5位までが乳癌・乳腺腫瘍の手術となりました。乳癌治療については、地域の先生方と共同で治療に当たり地域連携強化にも取り組んでいます。なお、患者数が10件未満の場合は集計条件により非表示にしております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 72 2.69 32.31 1.39 68.67
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 45 3.49 25.22 2.22 77.02
K066-21 関節鏡下関節滑膜切除術 肩、股、膝 37 1.00 2.35 0.00 54.62
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 32 2.25 24.88 0.00 62.00
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 23 4.00 27.83 8.70 84.70
 整形外科は、大腿頚部骨折等で行う人工関節置換術(股)や骨折観血的手術(大腿)が1位、2位となりました。当科は、下肢変性疾患(股関節や膝関節の人工関節手術)を精力的に行っています。骨銀行を設置して同種骨移植を可能にし、また人工股関節全置換術については可能な限り最小侵襲手術(MIS)に取り組んでいます。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 21 0.10 13.43 4.76 74.33
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)
K1781 脳血管内手術(1箇所)
K1742 水頭症手術(シャント手術)
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈)
 脳神経外科は、53件中慢性硬膜下血腫洗浄・除去術が1位となりました。当科では、脳動脈瘤の治療で開頭術、カテーテルによる脳血管内治療を症例ごとに使い分け、安全性・効率性の高い治療に取り組んでいます。脳梗塞のカテーテル治療は内科との連携の元、件数を伸ばしてきています。なお、患者数が10件未満の場合は集計条件により非表示にしております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 44 1.57 4.73 0.00 65.23
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 25 1.64 4.84 0.00 72.64
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 15 1.00 5.27 0.00 71.47
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術(ホルミウムレーザー) 10 1.00 6.20 0.00 72.30
K7981 膀胱結石、異物摘出術(経尿道的手術)
 泌尿器科は、経尿道的尿路結石除去術(レーザー)が1位、膀胱悪性腫瘍手術が2位、経尿道的尿管ステント留置術が3位となりました。当科は、年々手術の幅が広がっており、28年度はホルミウムレーザーを導入し尿路結石や前立腺肥大症の治療を前進させることが出来ました。なお、患者数が10件未満の場合は集計条件により非表示にしております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 32 1.34 8.22 0.00 17.34
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術IV型(汎副鼻腔手術) 17 1.12 5.53 0.00 52.41
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 11 1.36 4.82 0.00 48.91
K319 鼓室形成手術
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術II型(副鼻腔単洞手術)
 耳鼻咽喉科では、中耳疾患・鼻副鼻腔疾患・咽喉頭頚部良性疾患を中心に積極的に行っています。副鼻腔炎に対する内視鏡手術や鼓室形成術は短期間の入院で行っています。なお、患者数が10件未満の場合は集計条件により非表示にしております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 15 0.23
異なる 14 0.22
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 27 0.42
異なる 12 0.19
【定義】
 播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・術後の合併症について、医療資源最傷病名と入院契機病名(DPC6桁)と同一性の有無を区別して症例数と全退院患者に対する発症率を表示。患者数が10件未満の場合は、集計条件により非表示。
【解説】  
 上記の疾患は、重篤な全身症状を引き起こす事がある注意すべき疾患です。手術後の方や白血病、悪性腫瘍の患者さんが上記の疾患を入院時に合併されていたり、または治療経過中に発症する場合があります。その場合早急に治療を行いますが、当院ではできうる限り入院中に発症させないよう治療に取り組んでいます。また『手術・術後の合併症』とは、術後創部感染や人工関節のゆるみ、植え込み型カテーテルのトラブル等が発生した場合が該当します。これらの発症時期は、元となる手術を受けてから短期間の場合もありますが、数年の期間を経てから発症し入院治療が必要となる場合もあります。28年度実績は、入院時に『手術・術後の合併症』が発症し治療目的に入院する症例が全退院患者の0.4%でした。入院中に上記の疾患を続発する症例は、『敗血症』、『手術・術後の合併症』とも0.2%となりました。
更新履歴
2017.9.28
第1版 掲載