放射線科・放射線技術科

 当院では救急医療や地域医療支援病院として検査体制を維持し、医師の指示のもと診療放射線技師が検査を行い画像情報の提供、放射線科医により読影し画像診断を行っており、検査当日にレポート作成することを原則としています。

医師

島田 裕司
(しまだ ゆうじ)

放射線科副部長

日本医学放射線学会放射線診断専門医

大石 卓爾
(おおいし たくじ)

放射線科科長

日本医学放射線学会放射線診断専門医

診療放射線技師

14名

業務内容

放射線科

 放射線科の主な業務は読影レポートの作成で、CT・MRI検査は全例読影し検査当日にレポート作成することを原則としています。
 肝細胞癌の塞栓療法、消化管出血の止血術などの腹部インターベンションやCTガイド下で行う生検やドレナージを担当しています。
 そのほか造影検査での注射、地域医療機関から紹介された患者さんへの造影検査承諾書の取得等を行っています。

放射線技術科

 一般撮影、ポータブル撮影、外科用イメージ、CT、MRI、血管造影、乳房撮影、骨密度測定、X線透視検査、放射線画像管理業務を行っています。
 地域医療支援病院としてCT、MRI等の検査依頼を地域連携室が一括して予約を取ることができるようになっており、検査後、結果レポートと検査CD/DVDは地域連携室を通じて配送しています。
 また、救急医療の充実を図るため24時間対応の検査体制を維持し、安心で良質な画像を提供できるよう努めています。

装置

 現在、当院には一般撮影装置2台、回診用X線撮影装置3台、外科用イメージ、骨密度測定装置、マンモグラフィー、FPD透視装置2台、CT装置2台、MRI、血管造影装置があります。
 今後、機器更新に伴いCT装置、MRI装置の入れ換えを予定しています。

一般撮影


FPD(FUJI)


 エックス線を体にあてることにより、画像化する検査です。空気は黒く、骨は白く見えます。
 胸部、腹部、頭部、椎体、四肢など全身の撮影を行います。様々な体位、方向から撮影を行う事で病変や骨折を診断しています。

ポータブル撮影


SIRIUS UBIQUITAS(日立)


 病室に回診用撮影装置を運び、動けない患者さんの撮影を行います。

イメージ


SIREMOBIL Compact L(シーメンス)


 手術室内専用の装置でCアーム構造により任意の方向からリアルタイムで術中の手技を確認しながら治療をしています。

骨密度


iDEX/PRODIGY(GE)


 微量なX線を用いたDEXA法にて検査を行っています。DEXA法は2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより骨成分を他の組織と区別して測定する方法です。
 このDEXA法は他の骨密度測定方法と比べ精度が高いのが特徴です。

マンモグラフィー


Senographe DS(GE)


 乳房専用の装置を使用し乳房を圧迫して撮影し、そのエックス線の吸収差を写す検査です。
手で触れることのできない小さなしこりや、早期がんのサインである石灰化を映し出すことができます。検査は上下から挟むCC撮影と斜めから挟むMLO撮影を行います。
当院ではさいたま市の乳がん検診を行っております。

透視検査


 DREX-Ultimax80(CANON)
Sonial Vision Safire17(島津)

 透視検査はエックス線を連続で出力し人体が動いている状態をモニターで観察しながら撮影する検査です。
 胃のバリウム検査、注腸検査などの消化管疾患の診断や骨折や脱臼の整復、内視鏡を使用して行うERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、気管支鏡などさまざまな検査や処置に使用されます。

CT


 Aquilion64(CANON)
Ingenuity Elite64列/128slise(PHILIPS)

 コンピューターとエックス線を使って、人体の断面像を撮影し、体の構造や臓器の状態を調べる検査です。
 任意の断面での観察や画像処理をすることにより3D画像を得ることができる為、体内を立体的に観察することができます。
 また造影剤を使用して検査することにより各臓器腫瘍性病変の有無や良悪性、血流状態や血管の情報などより多くの情報が得られます。
 その他、ガイド下生検・ドレナージ(病変の部位をCT画像で確認しながら皮膚表面より針を穿刺しその組織の一部採取、ドレナージチューブの留置をするもの)を行っています。



MRI(磁気共鳴画像診断)


Achieva 1.5T Nova Dual(PHILIPS)


 エックス線は使用せず、強い磁石と電磁波を使って体内の状態や血管を断面像として撮影する検査です。
 MRIは頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄などの診断に適しており、造影剤を使用しなくても主な血管の画像が得られます。また病気や検査部位により造影剤を使用し、より詳しく検査することがあります。

血管造影検査


INFX-8000F/JT(CANON)


 血管造影検査とは、手首や足の付け根からカテーテルと呼ばれる細い管を動脈あるいは静脈に挿入し、造影剤をカテーテルから注入しながら連続的にエックス線画像を撮影する検査です。
 血管の状態や血液の流れる様子を観察することによって、血管病変やがんなどの臓器疾患の診断、治療をおこないます。
 心臓血管、脳血管、胸部血管、腹部血管、四肢血管領域など全身の血管についての検査・治療を行っています。