MACT(Monitor Alarm Control Team)のご紹介

発足経緯

全国的に心電図モニタのアラームに関連した医療事故報道は後を絶ちません。
最近の報道においても、患者さんの生命に関わる事例が数件発信されております。
当院ではこうした問題を根本的に解決するために、2012年4月「さいたま市民モニタアラームコントロールチーム(MACT)」を院長直下組織として発足しました。
MACTは多職種により構成される職種横断的なチームで、それぞれの職種が専門的知識を活用して活動しています。

メンバー構成

副院長(内科医)、外科医、小児科医、循環器内科 看護師長補佐、看護師、臨床検査技師、理学療法士、臨床工学技士、安全管理室、経営企画課 課長補佐と多職種で構成されています。

活動内容

心電図モニタラウンド

心電図モニタ装着の妥当性、アラーム設定、適切な誘導についてのアドバイスをMACTラウンドにて行っています。

マルチスレーブモニタシステム

病棟内随所で心電図モニタ波形が確認できるモニタシステムを、全ての急性期病棟で導入しました。これにより病棟内にいるスタッフが、患者さんの変化に素早く対応できるようになりました。

心電図教えてノート

心電図に関するノート形式の手引書を制作し活用しています。
スタッフが気になる心電図波形、わからなかった心電図波形を専用シートに貼り付けます。それに対してMACTが解答を添えてノートに戻し活用しています。


※この「心電図教えてノート」は書籍化され、2020年3月に改訂2版が発売されました。

 

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中外医学社(株)

心電図教えてノート

改訂2版 チームでモニター事故を予防する!

 

院内教育

〇卒後1年目の看護師対象研修

 入職後2回(心電図・心電図モニタの基礎、クイズ形式のテスト)
〇卒後3年目の看護師対象研修

 インシデント事例を基にしたグループワーク
〇中途採用者(全職種)対象研修

 MACT活動概要(マニュアル、基準など)
〇既卒者対象研修
 心電図の基礎

MACT newsletter

MACTの活動等をnewsletterとして年4回発行しています。

 

院外活動

学会やセミナーに積極的に参加し、当院のMACT活動を発表しています。

論文

  • 石田岳史:
    IPWによる循環器チーム医療の実践.
    心臓リハビリテーション2015;20(1):135-140.
  • 富永あや子.冨田晴樹.石田岳史:
    チームで取り組む心電図モニタの安全管理
    日本プライマリ・ケア連合学会誌 2015,vol.38,no.4,p.1-3
  • 冨田晴樹.富永あや子.石田岳史:
    アサーティブ・コミュニケーションを取り入れた生体情報モニタの安全管理
    日本臨床整理学会雑誌 2017;47(1):25-34.

学会発表

  • 冨田晴樹.富永あや子.石田岳史:
    『心電図アラームに対応できる環境づくり~モニター管理WGを立ち上げて~』
    第77回日本循環器学会学術集会 2013年3月15~17日
  • 富永あや子.後藤悟.冨田晴樹.石田岳史:
    『心電図モニターのアラーム管理~さいたま市民MACTを立ち上げて~』
    第23回日本臨床工学会 2013年5月18~19日
  • 小久保徹.岡和博.大熊克信.五味川右.冨田晴樹.富永あや子.石田岳史:
    『Monitor Alarm Control Teamにおける理学療法士としての活動』
    第32回関東甲信越ブロック理学療法士学会 2013年11月2~3日
  • 富永あや子.冨田晴樹.石田岳史:
    『チームで取り組む心電図モニタの安全管理』
    第8回医療の質・安全学会 2013年11月23~24日
  • 石田岳史:
    『多職種協働医療の教育と実践』
    第17回 日本心不全学会学術集会 2013年11月30日 埼玉
  • 冨田晴樹.富永あや子.石田岳史:
    『チームで取り組む心電図モニタ管理 ~MACT活動の成果~』
    第17回日本心不全学会学術集会 2013年11月28~30日
  • 富永あや子.後藤悟.冨田晴樹.石田岳史:
    『モニタアラームコントロールチーム医師が介入するラウンドの効果』
    第24回日本臨床工学会 2014年5月10~11日
  • 石田岳史:
    『IPWによる循環器チーム医療の実践』
    第2回 阪神循環器チーム医療研究会 2014年5月15日 兵庫
  • 石田岳史:
    IPWによる循環器チーム医療の実践.
    第20回 日本心臓リハビリテーション学会学術集会 2014年7月19日 京都
  • 冨田晴樹、富永あや子、石田岳史:
    「チームで取り組む心電図モニタ管理と心臓リハビリテーションの効果」
    第20回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 2014年7月19日 京都
  • 富永あや子、冨田晴樹、石田岳史:
    「モニタアラームコントロール医師が介入するラウンドの効果」
    第9回医療の質・安全学会 2014年11月22~23日 千葉
  • 冨田晴樹、富永あや子、三浦美智枝、石田岳史:
    「チームで取り組む心電図モニタの安全管理」
    日本医療マネージメント学会第4回埼玉支部学術集会  2015年3月15日 埼玉
  • 富永あや子、冨田晴樹、石田岳史:
    「12誘導心電図は心電図モニタ誘導決定にいかに寄与できるか」
    第79回日本循環器学会学術集会 2015年4月25~26日 大阪
  • 富永あや子、冨田晴樹、石田岳史:
    「テクニカルアラームに対する現状調査」
    第25回日本臨床工学会 2015年5月23~24日 福岡
  • 富永あや子.冨田晴樹.石田岳史:
    「心電図モニタ運用におけるチーム医療とコンフリクト・マネジメントの実践」
    第63回日本心臓病学会学術集会 2015年9月18~20日
  • 冨田晴樹.富永あや子.石田岳史:
    「アサーティブ・コミュニケーションを取り入れた心電図モニタの安全管理」
    第52回日本臨床生理学会総会 2015年10月31日~11月1日 埼玉
  • 富永あや子.冨田晴樹.石田岳史:
    「心電図モニタにおける偽アラームとその対策」
    第10回医療の質・安全学会 2015年11月22~23日 千葉
  • 佐藤文香.森茂亮一.内海純子:
    「小児領域におけるNASA誘導法を用いた偽アラーム減少への検討」
    第23回埼玉看護研究学会 2016年1月23日 埼玉
  • 冨田晴樹.岡和博.富永あや子.石田岳史:
    「マルチスレーブモニタシステムの導入効果」 
    第26回日本臨床工学技士学会 2016年5月
  • 冨田晴樹,岡和博,富永あや子,石田岳史:
    「マルチスレーブモニタを活用した急性心筋梗塞患者の身体活動に対する効果」
    第22回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 2016年7月16日 東京
  • 冨田晴樹.富永あや子.三浦美智枝.石田岳史:
    「心電図モニタの安全管理に向けた多職種協働による取り組みとその効果の検証」
    第47回日本看護学会 2016年9月27日 石川
  • 富永あや子,冨田晴樹,石田岳史:
    「マルチスレーブモニタシステムによる生体情報モニタの安全管理」
    第11回医療の質・安全学会 2016年11月
  • 富永あや子,冨田晴樹,石田岳史:
    「SpO2アラーム数の適正化に向けた検討」
    第27回日本臨床工技士学会 2017年5月 
  • 石田岳史.富永あや子.冨田晴樹
    「その心電図モニタ管理、本当に安全ですか?~MACT活動による安全環境の獲得~」
    第6回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会 2017年11月19日 埼玉
  • 富永あや子,小田川彰太,森茂亮一,冨田晴樹,石田岳史:
    「マルチスレーブモニタの有用性~患者安全の立場から~」
    第6回日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会 2017年11月
  • 富永あや子,小田川彰太,森茂亮一,冨田晴樹,石田岳史:
    「生体情報モニタ管理におけるマルチスレーブモニタシステムの有用性~KJ法を用いた検討~」
    第28回日本臨床工学技士学会 2018年5月
  • 富永あや子,小田川彰太,森茂亮一,岡和博,冨田晴樹,石田岳史:
    「生体情報モニタにおける電極確認アラーム低減に向けた検討」
    第29回日本臨床工学技士学会 2019年5月
  • 石田岳史:
    「多職種チームでモニター事故を予防する」
    第56回日本臨床生理学会総会 2019年10月26日 埼玉
  • 富永あや子:
    「臨床工学技士からみた心電図モニター管理」
    第56回日本臨床生理学会 2019年10月26日 埼玉
  • 冨田晴樹:
    「ケースから考える心電図モニター管理」
    第56回日本臨床生理学会総会 2019年10月26日 埼玉

セミナー

  • 冨田晴樹:
    平成25年度 第1回 検査・処置・手術安全セミナー「適切なアラームへの反応』
  • 冨田晴樹
    「アサーティブコミュニケーションを取り入れた心電図モニターの安全管理」
    第 12 回埼玉心臓血管リハビリテーション研究会 2016年6 月17日 埼玉
  • 富永あや子:
    「MACT(モニターアラームコントロールチーム)」
    2018年度第1回患者安全推進地域フォーラムin北里 2018年5月19日
  • 富永あや子:
    「生体情報モニタの安全管理に必要なMACT活動」
    CEのための医療安全フォーラム“生体情報モニタの安全管理”を見える化する 2020年2月8日 東京

書籍

雑誌

  • 富永あや子:
    「モニタアラームコントロールチームによる心電図モニタ管理と効果」
    患者安全推進ジャーナル6月号
    「チームで取り組む心電図モニターの 安全管理 院長直下の組織「MACT」活動」
    看護情報誌Tiara 2016;109:6-7
    「そのモニタリング、本当に必要?”アラームの鳴り過ぎ”を防ぐ心電図モニタ管理」
    エキスパートナース 2017;33(11):8-12
  • 冨田晴樹:
    「難しい話ヌキ!もうあわてない!モニター心電図」
    エキスパートナース 2018;34(4):62-93
  • 富永あや子:
    「心電図モニタアラームの適切なコントロール」
    3M Times Topics25 2018
  • 富永あや子:
    「フォーラムレポート 2018年度第1回患者安全推進地域フォーラムin北里」
    患者安全推進ジャーナル 2018;No.53.69-73
  • 冨田晴樹:
    「ざっくりわかる 一般病棟でのペースメーカー植込み患者のケア」
    エキスパートナース 2019;35(3):50-68

今後も積極的な院内外の活動を継続していく予定です!

医療関係者の皆様へ

MACT活動においてご質問やご見学のご希望がありましたら、下記までお気軽にお問い合わせください!

【連絡先】
病院代表電話:048-626-0011
臨床工学科(担当:富永)
看護部 4階南病棟(担当:冨田)
Eメール:scmc.mact@gmail.com