さいたま市民医療センター初期臨床研修プログラム
- 研修プログラムについて
- 研修スケジュール
- メッセージ
- 二次募集要項 ※平成31年度の募集、選考試験は終了いたしました
研修プログラムについて
はじめに
さいたま市民医療センターにおける医療は「患者中心の医療を目指す総合医」と「専門的技術と視野をかねた専門医療支援」のホスピタリスト(病院総合医)による医療の実践を目標としています。 厚生労働省の基準案に従ったローテート方式による臨床研修プログラムを策定し、これによって地域医療の実践的かつ幅広い研修が可能な初期研修医のための研修プログラムを提供します。 その研修理念は深い人間性に基づいた優れたプライマリケアの臨床能力を修得した医療の提供ができる医師の養成で、研修医が将来どの方向の専門医に進んだとしてもジェネラリストしての理念を保持できる教育を提供します。
研修病院としての当院の特徴
当院は多くの患者さんに恵まれており、年間入院患者数6千人以上、2次救急外来患者数は約5千人と幅広い豊富な臨床経験を積むことができ、かつ総合的な視野に立った医師を養成することが可能な指導医を備えている病院です。特に大学病院では経験できない地域医療と密着した内科、外科、小児科、整形外科、脳外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、麻酔科、リハビリテーション科疾患を経験でき、放射線科、病理診断科における診断学、病理学の研修が可能であるという特徴があります。 このように内科系、外科系診療科を必修あるいは選択必修科目として研修することで、内科系のみならず外科系領域においても総合医を目指した研修が可能です(内科系ジェネラリスト、外科系ジェネラリスト養成プログラム、そして小児科ジェネラリスト)。
当院は、診療所では対応できない疾患の受け入れ病院としてさいたま市西部地域の医療を担ってきました。ここではプライマリケア疾患としてのcommon diseaseを前述したように多数例経験できますが、さらに自治医科大学さいたま医療センターを協力型臨床研修病院として本プログラムに組み入れることで、高度先進医療を経験する機会も提供します。
本研修プログラムは医師個人の能力の拡大を目指したもので、現在求められている医療の質と量の偏在の問題解決にマッチしたプログラムです。
日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、総合医マインドをもった内科・外科・小児科ジェネラリストとしての基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけるとともに、医師としての人格を涵養することを目指して本プログラムを設定しました。
研修プログラムの特徴
当院の初期臨床研修プログラム理念は深い人間性に基づく、かつ優れたプライマリ・ケア能力を修得した医師養成を目指しています。当院では多様な疾患の経験ができます。それは年間入院患者数6,000人以上、2次救急外来患者数は約5,000人と幅広い豊富な患者数に支えられているからです。さらに総合的な視野を有する各専門領域のサブスペシャリティの指導医を備えていることも当院の特徴です。特に当院では大学病院では経験できない、都会型の地域医療に密着した内科、外科、小児科、整形外科、脳外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、麻酔科、リハビリテーション科疾患を経験できます。放射線科、病理診断科における診断学研修レベルは高度で、これらの特色をもとに、将来あらゆる領域のキャリア形成にも対応可能な多能性医師養成プログラムを提供します。内科系のみならず外科系領域においても総合医マインドを備えた臨床研修(内科系、外科系ジェネラリスト)プログラムでプロフェッショナル医師を養成します。
指導医の主な出身大学
自治医大、東京大、日本医大、日本大、筑波大など
研修医数
4名(男性3名・女性1名)
研修終了後の進路
研修の自由選択
※詳細につきましてはこちらのPDFファイルのパンフレットおよびプログラム概要資料をご参照ください。
研修スケジュール

※泌尿器科、産科、整形外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、病理診断科は選択必修科目とし、この中から3科3ヶ月以上を選択。
※詳細につきましてはこちらのPDFファイルのパンフレットおよびプログラム概要資料をご参照ください。
メッセージ
救急総合診療科 坪井科長からのメッセージ
当院は地域に密着した医療をモットーに診療を行っている地域医療支援病院です。今までも自治医科大学附属さいたま医療センターと連携し、ホスピタリスト育成プログラムで研修医の育成を行っていましたが、昨年より独自にジェネラリスト養成を目的とした研修医育成を始めました。「病気」、「こども」、「けが」に対して、まず「診る」ことができる医師を育てる研修を提供しており、また新専門医制度でどのプログラムに行っても通用する多能性医師を養成できるプログラムを組んでいます。また、豊富な臨床経験を持つ指導医に加え、各科の垣根も低いため、病院内のどこでも気軽に相談できる環境となっています。こんな病院で一緒に働いてみませんか?
救急総合診療科 科長 坪井謙
2年次研修医からのメッセージ
自分の目標を明確に持てば必ず達成できる環境が当院にはあると思います
さいたま市民医療センターの研修の特徴は、病棟業務をこなしながら、救急外来の対応を週に3回経験出来ること、救急対応した患者さんを入院後も引き続き受け持つことができること、毎朝の内科カンファレンスで、興味深いさまざまな症例に触れることができること、また自身の症例発表に対して、各科の専門医から直接フィードバックをもらえる貴重な勉強の機会があること、300床の病院で小児救急も含め、年間5000台の救急搬送を受け入れていることなどが挙げられます。
また、当院の研修プログラムは、0歳から高齢者まであらゆる疾患に対応できるジェネラリストの育成を目指すものであり、内科、外科、小児科をはじめ幅広い研修をすることができます。
4月から医師としての礎を築くために大切な尊敬すべき先生方に囲まれ、毎日多くのことを学びながら充実した日々を過ごしています。自分の目標を明確に持てば必ず達成できる環境が当院にはあると思います。ぜひ一度見学にいらしてください。一緒に働ける日を楽しみにしています。
自分が望めば、それをどこまでもサポートしてくれる環境がここにはあります
病院スタッフの方々に支えられながら、充実した日々を過ごしています。
当院は中規模病院であり、働き始めて4か月ですがみなさん顔見知りになりました。科ごとの垣根が低いことも魅力です。
相手の顔を思い浮かべながら、電話コンサルトやオーダーの変更などができ、多くの先生方から直接教えていただける環境はとても恵まれていると思います。
また、医療人として尊敬でき、将来の目標となる先生方にも出会うことができました。
患者さんへの接し方や医師としての働き方や考え方など、初期研修の2年間でできる限り多くのことを吸収し、患者さんに還元していきたいと思います。
募集要項
募集定員と採用方法
募集定員 | 定員に達するまで |
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応募資格 |
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応募手続き |
次の書類を郵送または持参してください。
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選考・説明会 |
※平成31年度の選考は終了いたしました |
身分および処遇
身分 | さいたま市民医療センター職員(常勤) |
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報酬 |
月給:ジュニア1給与 392,000円、ジュニア2 438,600円 賞与(実績換算):ジュニア1年額 763,400円、ジュニア2年額 1,527,120円 |
勤務時間 | 午前8時30分~午後5時30分、週40時間勤務、時間外勤務有 |
休日等 | 日曜日、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)、夏季休暇3日間、年次休暇(初年度は 10 日、次年度 11 日)、忌引き休暇等 |
当直 | 月平均4回 |
宿舎および院内個室 | 職員住宅完備、院内個室は無し(医局に研修医用の机と本棚を整備) インターネットは院内に利用可能、今日の臨床サポート、Up To Dateは常時利用可 |
図書館 |
完備している 各科専門誌、洋雑誌購読あり |
社会保険等 | 埼玉県医師会健康保険組合、厚生年金 労働者災害補償保険、雇用保険に加入 |
健康管理 | 定期健康診断、B型肝炎・インフルエンザ等の予防接種 |
医師賠償責任保険 | 個人加入については強制(費用病院負担) |
外部の研修活動 |
学会、研究会への参加可 学会発表または研修等のための出張の承認を得られたときは旅費を支給 |
外部の診療活動 | 研修期間中は研修業務等に影響を及ぼす可能性があるため、外部でのアルバイトは禁止とする |
その他
研修医は2年間の初期研修終了後、当センターが基幹病院として策定した日本専門医機構認定専門医プログラム(後期研修プログラム)に進むことができます。更に後期研修専門医プログラム連携施設としてさいたま市民医療センターが参加する基幹病院のプログラムへ応募することができます。
※詳細につきましてはこちらのPDFファイルのパンフレットおよびプログラム概要資料をご参照ください。
※平成31年度の説明会、選考試験は終了いたしました
【お問い合わせ先】
社会医療法人 さいたま市民医療センター
〒331-0054
埼玉県さいたま市西区島根299-1
担当者 事務部総務課 採用担当
連絡先 代表電話 048-626-0011
FAX 048-799-5146
E-mail soumu@scmc.or.jp
※求人に関するお問い合わせのみお受けしております。