2027年度 初期臨床研修プログラム

研修プログラムについて

はじめに

さいたま市民医療センターにおける医療は「患者中心の医療を目指す総合医」と「専門的技術と視野をかねた専門医療支援」のホスピタリスト(病院総合医)による医療の実践を目標としています。 厚生労働省の基準案に従ったローテート方式による臨床研修プログラムを策定し、これによって地域医療の実践的かつ幅広い研修が可能な初期研修医のための研修プログラムを提供します。 その研修理念は深い人間性に基づいた優れたプライマリケアの臨床能力を修得した医療の提供ができる医師の養成で、研修医が将来どの方向の専門医に進んだとしてもジェネラリストしての理念を保持できる教育を提供します。

研修病院としての当センターの特徴

当センターは多くの患者さんに恵まれており、年間入院患者数7,000人以上、2次救急外来患者数は約6,500人と幅広い豊富な臨床経験を積むことができ、かつ総合的な視野に立った医師を養成することが可能な指導医を備えている病院です。特に大学病院では経験できない地域医療と密着した内科、外科、小児科、整形外科、脳外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、麻酔科、リハビリテーション科疾患を経験でき、放射線科、病理診断科における診断学、病理学の研修が可能であるという特徴があります。 このように内科系、外科系診療科を必修あるいは選択必修科目として研修することで、内科系のみならず外科系領域においても総合医を目指した研修が可能です(内科系ジェネラリスト、外科系ジェネラリスト養成プログラム、そして小児科ジェネラリスト)。

当センターは、診療所では対応できない疾患の受け入れ病院としてさいたま市西部地域の医療を担ってきました。ここではプライマリケア疾患としてのcommon diseaseを前述したように多数例経験できますが、さらに自治医科大学さいたま医療センターを協力型臨床研修病院として本プログラムに組み入れることで、高度先進医療を経験する機会も提供します。

本研修プログラムは医師個人の能力の拡大を目指したもので、現在求められている医療の質と量の偏在の問題解決にマッチしたプログラムです。

日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、総合医マインドをもった内科・外科・小児科ジェネラリストとしての基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけるとともに、医師としての人格を涵養することを目指して本プログラムを設定しました。

研修プログラムの特徴

当センターの初期臨床研修プログラム理念は深い人間性に基づく、かつ優れたプライマリ・ケア能力を修得した医師養成を目指しています。当センターでは多様な疾患の経験ができます。それは年間入院患者数7,000人以上、2次救急外来患者数は約6,500人と幅広い豊富な患者数に支えられているからです。さらに総合的な視野を有する各専門領域のサブスペシャリティの指導医を備えていることも当センターの特徴です。特に当センターでは大学病院では経験できない、都会型の地域医療に密着した内科、外科、小児科、整形外科、脳外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、麻酔科、リハビリテーション科疾患を経験できます。放射線科、病理診断科における診断学研修レベルは高度で、これらの特色をもとに、将来あらゆる領域のキャリア形成にも対応可能な多能性医師養成プログラムを提供します。内科系のみならず外科系領域においても総合医マインドを備えた臨床研修(内科系、外科系ジェネラリスト)プログラムでプロフェッショナル医師を養成します。

研修医数

15名

研修終了後の進路

内科専門研修プログラム、小児科、総合診療専門医プログラムへの継続研修可能(定員人数あり)

※詳細につきましてはこちらのPDFファイルのパンフレットおよびプログラム概要資料をご参照ください。

さいたま市民医療センター初期臨床研修プログラム パンフレット(1/2)

さいたま市民医療センター初期臨床研修プログラム パンフレット(2/2)

さいたま市民医療センター初期臨床研修プログラム概要

研修スケジュール

 

※泌尿器科、整形外科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、病理診断科、脳神経外科、リハビリテーション科、皮膚科は選択必修科目とし、この中から3科4クール以上を選択。

※一般外来は内科・小児科研修中に2週間、残りは平陽会いわさきクリニックで2週間行う。

※詳細につきましてはPDFファイルのパンフレットおよびプログラム概要資料をご参照ください。

メッセージ

救急総合診療科 坪井部長からのメッセージ

当センターは地域に密着した医療をモットーに診療を行っている地域医療支援病院です。今までも自治医科大学附属さいたま医療センターと連携し、ホスピタリスト育成プログラムで研修医の育成を行っていましたが、昨年より独自にジェネラリスト養成を目的とした研修医育成を始めました。「病気」、「こども」、「けが」に対して、まず「診る」ことができる医師を育てる研修を提供しており、また新専門医制度でどのプログラムに行っても通用する多能性医師を養成できるプログラムを組んでいます。また、豊富な臨床経験を持つ指導医に加え、各科の垣根も低いため、病院内のどこでも気軽に相談できる環境となっています。こんな病院で一緒に働いてみませんか?

救急総合診療科 部長 坪井謙

2年次研修医からのメッセージ

私は以前から小児科を志望しており、初期研修ではこどもの総合診療医としての素養を身に着けたいと考えておりました。小児医療では多領域を横断しながら総合的な治療や診断を行うことが求められます。そのため初期研修では小児科に限らず多くの診療科で幅広く研鑽を重ねていきたいと考えておりました。

 さいたま市民医療センターでは小児科はもちろん、内科や外科など多くの診療科で主体的に医療に臨みながら研鑽を積むことができます。実際に私が当院を見学した際も日常の業務で積極的に患者さんを診察し対応していく先輩の姿がまぶしく見えたことを覚えています。また病院全体がジェネラリストの理念を非常に大切にしており、医療者として大切な心構えを多くの上級医やコメディカルの方々から学ぶことができるのではないかと強く思いました。この病院なら自分の思う理想の研修を行うことができると考え、当院を志望しました。

 実際に入職したあとも思い描いていた通りの研修が送れています。上の先生方も丁寧に指導してくださり、内科管理や手技などを学ぶ機会にあふれています。また内科カンファでの研修医による症例プレゼンでも指導医から多くのフィードバックをいただけるため、医療知識を日々アップデートすることができます。そして普段の病棟業務や救急外来でも患者さんと接する機会が多いため、患者さんとの接し方や向き合い方など教科書では学ぶことができない様々な事を学ぶことができます。以上に加えて、月に一度開かれる研修医会議では「理想の研修」ができているか研修担当の先生が都度確認してくださるため、自分が思い描く研修を維持しやすく有意義な日々を送ることができています。

 また入職後に改めて実感したことは当院の職員の温かさです。挨拶にあふれている日常や、職種分け隔てなくコミュニケーションがとれる環境のありがたさを切に感じる毎日です。分からないことだらけの初期研修生活ですが上級医や他職種にも質問をしやすいため萎縮せずに疑問点を解決できます。また頼れる先輩や心優しい同期、気のいい後輩にも恵まれとても充実した研修を送ることができています。

研修のモチベーションを高く保ち続けるには良い環境で研修を行うことが大切です。勉強熱心で仲間思いの同僚に囲まれながら、周りのサポートのもと全力で研修に臨めるこの環境は本当に貴重だと思います。

是非一度見学にいらしてこの病院の雰囲気を感じていただければと思います。その際は具体的にどのような研修ができるか全力でお伝えさせていただきます。見学お待ちしております。

 私は将来整形外科へ進み、診断・注射・手術の技術を磨くとともに、多職種と連携しながら、スポーツ選手を総合的にサポートすることを目標にしています。しかし、学生時代にチームの帯同をする中で、自分の知識、経験が不足しているために期待に応えられない場面を多く経験しました。そのため、まずは専門分野に進む前に、幅広い診療能力と患者と真摯に向き合う姿勢を身につけたいと考え、「ジェネラリストマインドを持った総合医の育成」を理念に掲げる当センターを選びました。

 見学時に印象的だったのは、病院全体の雰囲気の良さです。診療科や職種の垣根が低く、病院全体で研修医を育てようとしている空気を感じました。実際に研修を始めてからもその印象は変わらず、思うようにいかず悩むことや、自分の力不足を痛感する場面も少なくありませんが、多くの方々に支えられながら日々成長することができています。当センターは決して長い歴史を持つ病院ではありませんが、だからこそ研修医を病院全体で育てる風土があり、診療科や職種の垣根を越えて学べる環境は当センターならではの魅力だと思います。

 当センターでは研修医が主体的に診療へ参加する機会が多くあります。その分責任も伴いますが、自ら考え行動し、その経験を次に生かしていくことで、診療能力だけでなく判断力や責任感も養われていると感じています。また、病棟業務や救急対応などさまざまな業務が同時進行する中で、「何を優先するべきか」「今自分に求められている役割は何か」を常に考えながら行動する力が求められます。予定通りに進まない医療現場だからこそ、優先順位を判断し、多職種と協力しながら物事を進める力が身につきます。このような経験を通じて、医師としてだけでなく、一人の社会人として成長できることも当センターの魅力だと思います。

 当センターには全ての診療科が揃っているわけではありません。しかし、私はどの診療科を目指す方にも勧められる病院だと思っています。初期研修で最も大切なのは専門性を深めることではなく、どの分野に進んでも土台となる診療能力や考え方を身につけることだからです。患者と向き合い、多職種と協力し、自ら考えて行動する力は、どの診療科に進んでも必ず役立つものだと思います。

 当センターにはさまざまなバックグラウンドや将来像を持った研修医が集まっています。それぞれが異なる目標を持ちながらも互いに学び合い、高め合える環境があります。
少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ見学や説明会に足を運んでみてください。実際に病院の雰囲気や研修医の様子を見ていただくことで、病院の魅力をより感じていただけると思います。皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

 

募集要項

募集定員と採用方法

募集定員 8名
採用方法
応募資格
  • 2027年3月に大学医学部または医科大学を卒業見込みの者
  • 2027年3月以前に大学医学部または医科大学を卒業し、2027年に医師免許を取得見込みの者
  • マッチングシステムに参加登録する者
応募手続き

当センターへの申込みにあたっては、次の書類を郵送してください。 書類を受領後、面接日程をメールでご連絡します。

2026年7月31日(金)※消印有効

 ○臨床研修研修申込書(当センター所定の書式による)PDF
 ○成績証明書(厳封)
 ○卒業見込証明書

 

なお、ご提出いただいた応募書類は、返却いたしかねますのであらかじめご了承ください。

採用選考終了後、当センターにて責任を持って適切に破棄いたします。

選考・説明会

【選考】

ジュニアレジデント応募者は、新医師研修制度のマッチング・スケジュールに従い、選考を進める予定です。 当センターにて面接試験を行います。応募者には追って、選考日・場所を連絡します。

説明会

選考・説明会

【WEB説明会】

  2026年5月16日(土)14:00開始(所要時間 約1時間)

      同上     16:00開始(所要時間 約1時間)

  定員:各10名
定員に達したため募集を終了いたしました。

 

※WEBでの説明会となるため下記機器が必要となります。

 ●インターネットに接続できる機器
  パソコン:Windows/Mac/Linux/Unix/Solaris
  モバイル端末:Android/iOS
 ●オーディオ機能
  音声出力用のスピーカーや音声入力用のマイク
 ●Webカメラ(無くても可能です)
  映像を撮影するカメラ

※参加希望の方は、事前に下記「お問い合わせ先」のE-mailまでご連絡ください。

※応募者多数の場合は先着順となる場合があります。

 

身分および処遇

身分 さいたま市民医療センター職員(常勤)
報酬

月給

 ジュニア1 月額404,000円(当直3回分込)

 ジュニア2 月額450,600円(当直3回分込)

賞与(実績換算)

 ジュニア1 年額933,400円

 ジュニア2 年額1,615,080円

勤務時間 午前8時30分~午後5時30分、週40時間勤務、時間外勤務有
休日等 日曜日、祝祭日、年末年始(12/30~1/3)、夏季休暇3日間、年次休暇(初年度は 10 日、次年度 11 日)、忌引き休暇等
当直 夜勤として月3回程度(夜勤医師手当あり)
宿舎および院内個室 職員住宅完備、院内個室は無し(医局に研修医用の机と本棚を整備)
インターネットは院内に利用可能、今日の臨床サポート、Up To Dateは常時利用可
図書館

完備している

各科専門誌、洋雑誌購読あり

社会保険等 埼玉県医師会健康保険組合、厚生年金
労働者災害補償保険、雇用保険に加入
健康管理 定期健康診断、B型肝炎・インフルエンザ等の予防接種
医師賠償責任保険 初期研修期間内は病院負担にて加入
外部の研修活動

学会、研究会への参加可

学会発表または研修等のための出張の承認を得られたときは旅費を支給

外部の診療活動 研修期間中は研修業務等に影響を及ぼす可能性があるため、外部でのアルバイトは禁止とする

その他

研修医は2年間の初期研修終了後、当センターが基幹病院として策定した日本専門医機構認定専門医プログラム(後期研修プログラム)に進むことができます。更に後期研修専門医プログラム連携施設としてさいたま市民医療センターが参加する基幹病院のプログラムへ応募することができます。

※詳細につきましてはPDFファイルのパンフレットおよびプログラム概要資料をご参照ください。

【お問合せ先・応募書類送付先】

社会医療法人 さいたま市民医療センター
〒331-0054
埼玉県さいたま市西区島根299-1

担当者 事務部総務課 採用担当
連絡先 代表電話 048-626-0011  
FAX  048-799-5146
E-mail  soumu@scmc.or.jp

※病院見学希望の方は、上記の総務課 採用担当までメールにてご連絡ください。

※求人に関するお問い合わせのみお受けしております。